予定調和のストーリーながら、その斜め上を行く素晴らしい作品になっている。こんな教育、教育者こそが、子供の無限の可能性を切り開くのだろうが、日本ではまず無理だ。
フアレス教師は失敗ばかりしてきたから、失敗から学ぶ大切さを体現しているが、日本の教師は大学の教育課程を経て社会人の経験もないまま職に就く。こんな人間性は育めない。
そして、答えではなくそれを導く考え方を身に着けた生徒は最後に見事な成果を残すが、決してハッピーエンドとはいえない、現実を抜け出せない子供たちも取り残されていく。
この取り残された子供たちの余韻が感動を加速させた。
サンダンス映画祭観客賞とのことだが、もっと大きな映画祭のグランプリにも勝る。
親や教職者に観て欲しい、素晴らしい作品です。
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