クチコミ
ストーリーは前半はアメリカでのトレーニング、後半はベトナムでの実戦となる。 下品な替え歌がほぼ全部を占める。放送禁止用語連発なので、もはやTV放映は無理だろう。 現場に戦争の意味や意義はなく、ただの殺人マシーンの育成と戦闘があるのみだ。 こうやって人間の理性が損なわれ、戦争は個人的なゲームと […]
音声だけで航空機事故の真相に迫るストーリーというとデンマークの「ギルティ」のフランス版かなと想像したが、こっちは部屋を離れてあれこれ嗅ぎまわる。だから低予算映画ではない。 真相に近づく者は疎まれ、嫌われ、排除される。 これは世界共通、権力者にとって都合の悪いことは正義であっても消されてしま […]
潜入捜査ものの古典は「インファナル・アフェア」だとおもっていたが、それより古い「フェイク」がよかったので、アレレだったが、こっちが古典、原点なのかもしれません。 潜入捜査は本当にわりにあわない。 これまた色々と雑だが、古典的名作の勢いはすさまじい。 男なら影響されちゃうだろう。 警察の方が […]
観れるうちにⅠⅡを同時鑑賞 昔観たかっこいい印象はなく、むしろみんなカッコ悪い。 撃たれまくってもなかなか死なないが結局は死ぬ。 チョウ・ユンファというよりはレスリー・チャンの映画なんだなと思い知った。 今観ると色々短絡的だが、カンフー映画ばかりだった香港にノワールという風を吹かせ、世界に轟 […]
この監督が大好きな性格俳優ティモシー・スポールは映画の中で時々、人生の真理みたいなドキッとするような事をしゃべる。 人生は気まぐれだ 未来が見えたら 朝ベッドから出られない それが人生だ 時が刻まれ世界が回り 潮が満ちて引き 生まれて 死ぬだけだ 奥さんの仕事は 正直知らない 触らぬ神にたたりな […]
この作品はドキッとさせられます。繊細に作られています。 物語の中心の家族4人はもちろん、同じ集合住宅に住む家族 タクシーをぶつけて逆キレするおっさん(ぶつけてもぶつけられたと嘘をつく、でも根はやさしい) キモいストーカーやキレるボーイフレンド 老人ホームの利用者や職員(特に職員なのに既に認知 […]
ほとんど脚本なし、おおまかな枠組みだけ設定し、あとは役者とディスカッションしながら作り上げていく手法の監督なんだそうだ。役者みんな素晴らしく、出番もセリフも多い人もいるが、寡黙なレイチェルの存在感に引き寄せられました。 太っていて、暗くて、好き好んで誰も近寄って来ない。老人ホームの職場で […]
マイク・リーという監督は有名らしいので、今後要チェックだ。これは尊敬に値する人物にしか作れない芸当だ。 ちっとも羨ましくない、どちらかというと蔑みたくなる、関わりたくないデブの家族の物語だが、そこに人生や孤独の真髄が描かれている。 オープニング、老人ホームで働く太ったレイチェルが延々と廊 […]
また辺境の映画へ逆戻り。コロンビアで、そこに実在していそうな役者が、そこにありそうな日常を扱ったストーリー。 貧困、退屈、愛のない彼氏と妊娠、まだ17歳 彼女は決断し麻薬の運び屋となるが・・・ ストーリーは彼女のある決意を残して終わるが、その先のストーリーこそが彼女の第二の人生だ。 見知らぬ […]
ドキドキ、ワクワク、どうにでも解釈できるので、鑑賞後に語り合うのにピッタリなサスペンススリラー
かなり記憶の奥底に刻まれるすごい映画だが、主人公が弱い。マーロン・ブランドも弱い。キルゴア中佐のロバート・デュバルの存在感が全てを食っている。だから物語の焦点がボヤケてしまう。
昔のプチエンジェル事件とかジャニーズの問題とかも、権力が真実を揉み消してきました。植草さんとか高橋洋一とか政治家絡みでも、告発者はハニートラップや軽犯罪で逮捕されたり、真実を追求するジャーナリストは不審死したりしてきました。恐ろしい社会です。 ヤクザや半グレや警察やペーパーカンパニーとい […]
コッポラの低予算映画・・・というかこのあたりが才能の開花だったのだろうか。「ミイラ取りがミイラになる」とても巧みなシナリオで大人の映画だなぁと感心するが感動はしない。 女がホームレスの老人を見て「あんな老人を見るたびにいつも思うのよ、あの人も誰かの子供だったって」 というセリフが重い。私 […]
昔知り合いのクラブが摘発を受けた時に、摘発情報は事前に知らされているし、ヤクザを通じて警察にお金を払っているからウチは大丈夫という話をしていたので、日本でも警察は賄賂をもらって犯罪を見逃している、あるいは結託しているというのはもうわかりきったことだ。 警察だけでなく、政治の世界やビジネス […]
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ベトナム戦争を経て変わってしまった友情や人間関係を描いたものだが、とにかく前半の結婚式のシーンが長く、式の参加者にでもなったかのような長さ。そしてみんなめでたいからって暴走しすぎで、いくら仲良しだからって傍若無人すぎ、戦後に各々が暗い影を落とした姿の方が人間らしく大人びている。メリル・ス […]
とても評価の高い作品だから観ておこうというわけだがとても難解です。バカだからかもしれない。大筋はわかるが、Why?が多すぎる。イタリア系、ユダヤ系の違い、悲哀なのかな。マックスという男は何度も死んだふりをしているので、最後も究極の仕掛け、ワナだよね。友情や愛情というのは美化されるものではなく […]
結末がオープニングに流れるし、ストーリーもコテコテの予定調和だが、それでも楽しめるのは中身がしっかりしているから。脛に疵を持つ者は決してカタギの女との幸せを夢をみてはいけないと教えてくれました。 ショーン・ペンは他の映画ではハンサムにみえるけど、こんなにブサイクな役も出来るんだな、すごい。
実話に基づくフィクションで「ゴッドファーザー」のようなトップファミリーではなく街でシノギを削る末端のチンピラの話なのでよりリアリティがある。 「まともな稼業はアホだ。つまらない仕事でケチな金をもらい、毎日地下鉄で通う奴らはクソ食らえだ。タマも付いてねえ腑抜けだ。欲しい物は奪い取る。文句を […]
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潜入捜査の原点は「インファナル・アフェア」なのだろうとおもっていたが「フェイク」の方が古いのかな。そして「フェイク」の方が感情移入しやすい。 生きて死ぬだけの人生の中で一番大事なのは仕事でも家庭でもなく信頼なのかもしれません。誰かを信じることこそ生きる意味なのかもしれない。そのほとんどが […]
「ゴッドファーザー」と違い、とても元気でギラギラで無軌道なアル・パチーノがみれる。ブライアン・デ・パルマという監督はヒットメイカーだが、こちらもコッポラとは違い、わかりやすいサラリーマン監督といった感じ。 「スカーフェイス=顔に傷のある男」トニーがなんでこんなにイキって貪欲なのか、すぐに […]