「わたしは、ダニエル・ブレイク」でケン・ローチは最後にすごい映画を作ったなとおもったらまた作った。うわぁ、これこそAmazonやUberEATSのリアルだと誰もが感じることだろう。社員ではなく個人事業主、いつかこんな風に独立したかったんですと父親は仕事に燃えるが破滅のはじまりだった。「働けど働けどなおわが暮らし楽にならざりじっと手を見る」手を見る暇もなく、ボロボロに傷ついても、今日も朝から仕事に向かう。心が壊れ身体がただ反応してしまうのだ。切ない。
原題は「Sorry We Missed You」
「あなた(父親)がいなくてさみしい」でもいいし、宅配業者の不在票の文言から「あいにくご不在でした」ともとれる
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