観て良かった
4.0
ストーリー
4.0
演出・テンポ
3.5
映像
4.0
音楽
4.0
心に残る
4.5

もはや尊敬する人、ケン・ローチのデビュー作で50年くらい前の作品だがカラーだ。ストーリーはしっかりしているが半分ドキュメンタリーのような作り方で、見易い、楽しい作品ではないが、最初からケン・ローチの視線、テーマは同じでリアリティが素晴らしい。ジョイの行動や独白がグサグサ刺さる。「だから私は探す、あの子と私を平等に愛してくれる男を。女に必要なのは男、そして子供」そうやってアバズレと言われようが、欲望に素直に流されるまま生きていく。これが女性の本性であり、行違う男たちもありのまま、そういう事なんじゃないかなとすごく納得するのだった。今も全く同じ、ものすごく普遍的な女、人間を描いている。私はこういう自分に正直な女性が好きです。やっぱりケン・ローチ リスペクト。主演女優もGoo 原題は「POOR COW」

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