観て良かった
5.0
ストーリー
4.5
演出・テンポ
4.0
映像
4.5
音楽
4.0
心に残る
4.5

監視・盗聴・拷問、芸術家や恋を謳歌している者も国家の敵と嫉妬し消し去るか奪い取る、そんな行為も社会正義という理想と信念があったからこそだとおもうが、トップは腐敗しているのが常だ。冷酷で心がないようにみえたロボットのような主人公が愛や芸術を監視したことで本当の人間の価値、心を取り戻し権力に逆らい、人助けする。自分の人生こそ空洞、監獄のようであり、美しい女優を監視しつつ自分は太った娼婦にすらすがるシーンが切ない。自ら犠牲になっても権力に負けない信念を貫き通すかっこいい人でした。作品は大きな賞を獲った(アカデミー外国映画賞)が翌年に急逝。誇り高く合掌

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