クチコミ: 暴力は無意味

世界各地で紛争が起きているが、このボスニア・ヘルツェゴビナ紛争に詳しい日本人や書籍はないのではないかというくらい、複雑でよくわからないが第一次世界大戦の発端もオーストリアだかセルビアだったくらいこの地域の問題は根深い。国の問題というよりはある家族に起きた悲劇を丹念に、まるでドキュメンタリーかのごとく作られているが、こうした悲劇はいつまでたっても暴力（やられたらやり返す）では解決できないのだ。重たい作品です。

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