制作はカナダとあるが、どうやって作ったのか興味深いドキュメンタリーだ。中国では法輪功やウィグル自治区など残酷な弾圧や虐待などが今もあるが、ただの気功集団が共産党よりも数が多いからってあんまりだ。スンさんは見た目は華奢なおじさんだが信念の強い天才で、描いた絵がそのままアニメーションになり、英語も書くし話す。看過しがたい酷い現実だが、拷問人と笑顔で記念撮影していたり、人権弁護士がその後資格をはく奪され失踪とか、国外逃亡してもインドネシアのジャカルタですと映像出しちゃってたり、奥さんも映画に出るからかちょっとおしゃれしており、何がなんだかわからなくなる。そして後日亡命先に公安が現れてスンさんは命を落とす。この優しそうなおじさんはもうこの世にいないのだ。
そう考えるとこの映画がなぜ公開され、配信で気軽にみれるのか、どこまでが真実なのかわからなくなるばかりだ。
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