チョ・ジヌンという太ったおじさんも、重鎮となり、ただのチンピラやヤクザ、まじめな刑事役などやらなくなった。悪でも善人、善人でも悪、そんなクセのある主役級になった。この人が出るだけで駄作ではないと言い切れる。
日本の小説が原作とあるが、警察というのは組織や面子にこだわり過ぎ、学校社会のようでなんのために存在しているのかよくわからない。内部で対立したり権力争いしたりしているが、それは社会には何も意味をなさない。組織の上下関係など知ったことではない。
相関図がわかりにくくて真剣に観る必要があり、私の評価は低いが、作品の出来はかなりいいのではないかな。
コメント