私が一番苦手な思春期の子供(学生)が主役の映画です。
なぜ苦手かといえば、自立していないのに恋だ愛だとうるさいからです。
けれどこの作品は胸が締め付けられました。中国映画はすごい。日本超えてる。舞台も本当にこういう荒廃した工業都市、希望を抱けない退廃感があるのも事実です。
1歳で母親に捨てられた娘の心情は切ないです。捨てられても、あれだけ魅力的な母親に影響されないはずはありませんが、すべては魅力的すぎたが故に、子供が生まれても自分の夢や欲望を優先した母親の責任です。自分が可愛すぎるのです。
私は人生のほぼすべてを子供に託しました。死ぬまでなんとか稼いで尽すだけが私のミッションとなりました。しかし1%の自分勝手、傲慢さが残っている限り、この母娘に共感しますが、やってはいけない事に手をつけた。
娘役の子がびっくりするほど美しいです。
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