映画もドラマも途中まで観ては、これは違うと途中で止めて、その中でこの中国ドラマだけ残った。普通じゃない傑作、怪作のムードが漂っていた。しかし12話完結までの道のりが過酷で途中で何度も投げ出しそうになったが、これに勝る作品がないのでなんとか完走した。
なんというべきか、もはや日本では作れない、圧倒的な世界観、シナリオ、完成度の中国ドラマではあるが、子供であれ、大人であれ、移す行動が衝動、本能的過ぎ、みんなドツボにはまっていくし、人が何人も死んでいく、暗くて後味悪い作品なのだが、悪人はいない、善意の行動がねじ曲がっている。大事にすべきもの、秘密にすべき事、みんな少しづつ間違っている。
地味イケメンのチン・ハオの怪演が光る。
素晴らしいドラマだが、全部観るのは大変だった。
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