観て良かった
5.0
ストーリー
4.5
演出・テンポ
4.0
映像
4.0
音楽
4.5
心に残る
3.0

コッポラ繋がりで30年ぶりくらいで鑑賞。Part3が観たいとおもい、過去2作品を復習。マフィア、ギャング、ヤクザ映画がその後無数に作られるので、斬新さは薄れたが古典であり、これだけ観ておけばいいというほど普遍的な名作だが、大作を消化できない病なのでやはり感動も共感もない。

マーロン・ブランドが本物のマフィアなのか、マフィアで何年か修行したのかというくらい凄みがあり、今作限りとはいえゴッドファーザー=アル・パチーノではなくマーロン・ブランドである。

普遍的で古典的な名作とはいえ、やはり今とは時代が違う。

マフィアとは家族であり、パーティーであり、女であるところが随所に描かれるが、今はそのような時代ではない。反社会勢力というのは地下化しており、様相がまるで異なるというのは世界共通だろう。

若い時は刹那的で、その瞬間に情熱、命をかけて組織を拡大し、ファミリーを守り、裏切りを許さないが、誰しも歳をとると、後悔、虚しさにさいなまれる。どう生きたかよりもどう死ぬか、懊悩が尽きない。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

映画の追憶のアプリ

インストール
×