コッポラの低予算映画・・・というかこのあたりが才能の開花だったのだろうか。「ミイラ取りがミイラになる」とても巧みなシナリオで大人の映画だなぁと感心するが感動はしない。
女がホームレスの老人を見て「あんな老人を見るたびにいつも思うのよ、あの人も誰かの子供だったって」
というセリフが重い。私も同じように思う。私もあんな老人になるとおもう。
ジーン・ハックマン演じるハリー・コールが卑屈すぎる。過去にトラウマがあったことが少しだけ明かされるが、あんな卑屈さでは厳しい。なぜかそれなりにモテるんだがあの容姿で42歳だなんて・・・初老のおじいさんにしか見えず、年上の私はショックだ。
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