観て良かった
4.5
ストーリー
3.5
演出・テンポ
4.0
映像
4.0
音楽
3.5
心に残る
4.5

「モールス」という映画がヒットし賞をたくさん獲ったが、リメイクでありこれがオリジナル。モールスはお金をかけてハリウッド的なわかりやすさを、こちらは低予算ながら北欧タッチ全開で魅せてくれる。

「ぼくのエリ 200歳の少女」という邦題がミスリードで原題は「Let the Light One in(正しき者を招き入れよ)」でありそういう作品だ。

原作を2時間の映画にまとめた故の強引な展開は多々あれど、

「相手を殺してでも生き残りたいでしょ」
「うん」
「それが生きるって事」
「私を受け入れて」

ゾクッとする言葉だ。

結局美しきオスカー少年は、世話人じいさんと同じ道をたどるのね。一度きりの人生だからそれでいいのかもしれない。

ダークファンタジーとして粗削りだけどとても魅力的な作品です。

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