観て良かった
4.5
ストーリー
4.0
演出・テンポ
4.0
映像
4.0
音楽
4.0
心に残る
4.5

「おひとりさま族」このタイトルだと、孤独でもひとり時間を大事にマイペースに生きてるキュートでハートフルなお話を連想してしまうが、結構シリアスで見ごたえのある内容でした。

そう感じるのも、この映画を観ようとおもうのも、この映画が好きなのも、自分に心当たりがあるからだ。人と接しない、ひとりで生きる、人や社会と関わると何かのトラブルに巻き込まれ、厄介だから。

そんな時に心を揺さぶられるのは、偉そうな上司だったり、社交的な人とかではなく、か弱き存在、子供だったり頼りない部下だったり、孤独死した青年の亡霊だったりする。

そういう存在に感謝し謝りたくなる。

先日若者に「日暮里駅はどうやって行くのですか?」と話しかけられ、ハッとした。こんな若い人と言葉を交わすのは久しぶり、どころか、人生はじめてだ。

「常磐線に乗り換えます」と答えることが出来てよかった。

何も起きない作品ですが、感情の捉え方が繊細で、役者も合っていて秀逸でした。

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