エリスバンはこの映画のために抜擢された素人、本物だろうとおもう。そのくらい素朴で朴訥としている。
そしてあまりにもお金がない、無一文とはこのことだ。
ご飯が食べたくても1ソル、2ソルしかない。(100円以下)
どこで寝てるかわからないが、それでも毎日街を歩いて、その場限りの仕事でなんとか食いつないでいくが、みんな無責任でエリスバンがいたことさえ忘れてしまう。
飯場のおばちゃんの親切が温かいが親切過ぎないのもいい。タダ飯は食わせない。なにかの対価としてだけ食わせるが、ほぼスープだけ。
終わり方が最高だ。立派な芸術家だ。
素朴で面白い作品です。
コメント