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2人の無口な中年男と2人の外国人女性の奇妙な旅を、アキ・カウリスマキ監督独特のタッチで描いたロードムービー。60年代フィンランド。コーヒー中毒の仕立て屋バルトと、彼の友人でロックンローラー気取りの修理工レイノは、退屈な田舎町を捨てて旅に出る。途中出会ったエストニア人とロシア人の女性2人組を港まで送ることになるが、彼らは会話することもなく、ただひたすら旅を続ける。そしてついに港に到着した4人は……。
1994年製作/62分/フィンランド
原題:Pida huivista kiinni, Tatjana
劇場公開日:1995年
アキ・カウリスマキ作品の中ではモノクロで観にくいしストーリーも不親切だし不人気な作品だとおもう。個人的にももっとお勧めの作品は他にある。しかしこれが一番カウリスマキっぽい。胸の奥底から笑いがこみ上げてくる。男も女も根っこはこんな感じなのだ。異性となるとたちまち話せない、通じない、でも心の […]