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「ロゼッタ」「ある子供」でパルムドールを受賞し、カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督作品。ある日の夜、診療受付時間を過ぎた診療所のドアベルが鳴るが、若き女医のジェニーはそのベルに応じなかった。しかし翌日、身元不明の少女の遺体が診療所近くで見つかり、その少女が助けを求める姿が診療所の監視カメラに収められていた。少女はなぜ診療所のドアホンを押し、助けを求めていたのか。少女の死は事故なのか、事件なのか。そして、ジェニーはなぜドアホンに応じなかったのか。さまざまな疑問が渦巻く中、ジェニーは医師である自身の良心や正義について葛藤する。主人公のジェニー役を「スザンヌ」のアデル・エネルが演じ、ジェレミー・レニエ、オリビエ・グルメ、ファブリツィオ・ロンジョーネらダルデンヌ兄弟作品の常連俳優たちが脇を固める。
2016年製作/106分/G/ベルギー・フランス合作
原題:La fille inconnue
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2017年4月8日
これは2度目の鑑賞でダルデンヌ監督だったのだな、全く忘却の彼方でした。 今まで観た作品とは少し違い、心を揺さぶられるものは何もない。脚本も地味でよくこれで映画化にGoサインが出たなというほどだ。 主演の女優さんが本物っぽく、感情表現が控えめでクールなのだが、内心はとても優しく、些細な事で罪悪 […]