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1960年代前半のイギリス、ヨークシャー地方を舞台に、労働者階級の少年とハヤブサの交流を、厳しさとあたたかさの同居する繊細なタッチで描いた、イギリスの名匠ケン・ローチ監督初期の傑作。母と兄と3人で暮らす15歳の少年ビリーは、ある日見つけたハヤブサの巣からヒナを持ち帰り、ケスと名付けて飼い始める。学校では教師からも同級生からもひどい扱いを受ける彼は、ケスと過ごす時間だけが唯一の楽しみとなっていく……。
1969年製作/112分/イギリス
原題:Kes
配給:シネカノン
劇場公開日:1996年5月
ビリーがかわいそうとかそんなお涙頂戴物語ではない。少年はひとりで考え行動していく。大人はわかってくれない。ハヤブサは少年の翼だ。