クチコミの評価
3.81
クチコミ
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観て良かった
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ストーリー
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演出・テンポ
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映像
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音楽
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心に残る
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詳細情報

解説
アメリカの女流ミステリー作家、テリー・ホワイトの処女小説『真夜中の相棒』(邦訳・文春文庫)を現代のフランスを舞台に映画化、凝った構成と男たちの友情を越えた関係に独特の雰囲気を漂わす犯罪映画。監督は「死への逃避行」(父ミシェル・オーディアールと共同)、「バルジョーでいこう!」などの脚本家で、これが初監督作となるジャック・オーディアール。脚本はオーディアールと「インドシナ」のアラン・ル・アンリの共同。一時引退を表明した「トリコロール 赤の愛」の名優ジャン・ルイ・トランティニャンが初老の小悪党を、彼を追う初老のセールスマンを「インドシナ」のジャン・イアンヌが演じる。またトランティニャンと共に行動する青年を演ずるマチュー・カソヴィッツは監督として「憎しみ」などを発表している。ヤンヌの妻役で「北の橋」「彼女たちの舞台」のビュル・オジェが特別出演。

1994年製作/フランス
原題:Regarde les hommes tomber
配給:シネカノン
劇場公開日:1995年7月

ストーリー
初老のセールスマンのシモン(ジャン・イアンヌ)は若いホモの刑事ミッキー(イヴォン・バック)に魅かれるが、ミッキーはダナタという男の家を張り込み中に撃たれて植物状態になる。シモンは身寄りもなく昏睡状態のミッキーに愛情を覚える。一方うらぶれた初老の賭博師マルクス(ジャン・ルイ・トランティニャン)はヒッチハイク中にフレデリック(マチュー・カソヴィッツ)という青年を拾う。青年は名をジョニーに変え、勝手に彼になついてしまう。シモンは犯人探しの旅に出る。マルクスは借金のカタにダナタという犯罪組織のボスから殺人を強要され、渋るマルクスの代わりにジョニーが殺し屋になる。初仕事は成功し、次から次へと依頼が来て二人は金持ちになる。シモンはダナタという男の暗殺を手掛かりに犯人を追うが、自動車を盗まれ、着のみ着のままでさまよっているところを娘サンドリーヌ(クリスティーヌ・パスカル)に引き取られる。マルクスたちは当の依頼主ダナタの殺害を依頼され、ジョニーは標的と一緒にその場にいた刑事(ミッキー)を撃ってしまう。シモンは娘の住む町のゲームセンターでジョニーに会い、犯人だと気づく。彼は二人の泊まるホテルの部屋でマルクスを射殺する。町外れに停めたシモンのキャンピングカーにジョニーことフレデリックがやって来て、次第に心を開いてゆく。

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オーディアールの原点
3.8
今に通じるテーマをこんな時代に作っていたのね。愛とも恋とも友情とも違うこの気持ち。
評価
観て良かった
4.0
ストーリー
4.0
演出・テンポ
4.0
映像
3.0
音楽
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心に残る
4.0

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