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世界的に注目を集める韓国の鬼才キム・ギドクが、1970年代の米軍基地の町を舞台に、それぞれ痛みを抱える若者たちの青春を描いた群像劇。西洋人相手の娼婦だった母と黒人の父との間に生まれた混血の青年チャングクは、母と2人きりで村はずれの赤い廃バスの中で暮らしている。一方、チャングクのたった1人の友人である気弱な青年ジフムは、幼い頃に事故で右目の視力を失った少女ウノクに思いを寄せており……。
2001年製作/R15+/韓国
原題:Address Unknown
オダギリジョーが何作かこの監督の映画に出ている。何かで共鳴するものがあったんだろうが、彼の出演作にかぎって失敗、駄作が多かった。
キム・ギドクの人生そのものが映画のようです。性加害は言語道断だが、映画の内容をみればやっぱりねという印象で、汚いもの、気味の悪いもの、忌み嫌うものを徹底的に排除するという衆愚心理や行動はいつの時代も必ずある。
北野武も扱うジャンルが暗い、怖いので、商業的にはさっぱりですね。だから評価してくれる欧米人やカンヌが大好きなのでしょう。すべてがハリウッド、漫画みたいになってしまっては惨めです。それが民意、大衆心理ってものなのでしょうか?悲しいです。
昔韓国人の女性に親しみをこめて韓国映画よく見ますよキム・キドクが好きですよと言ったらドン引きされ嫌われた経験がある。巨匠と呼ばれながら「韓国で最も嫌われた監督」「劣等感にとらわれた怪物」とも言われたというキム・キドクの描く世界は残酷で、直視したくないものばかりだからだろうか。無学の異端児 […]