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フィンランドの名匠アキ・カウリスマキによる“敗者3部作”の最終章となる人間ドラマ。ヘルシンキの街の片隅で生きる孤独な男が、人を愛することによって人間性を回復していくさまを描き出す。恋人も友人もいない夜警員コイスティネンは、カフェで声を掛けてきた美しい女ミルヤに恋をする。しかし彼女はマフィアが送り込んだ情婦だった。強盗の罪を擦りつけられたコイスティネンは逮捕され、1年間の服役を言い渡されてしまう。
2006年製作/78分/フィンランド
原題:Laitakaupungin valot
配給:ユーロスペース
劇場公開日:2007年7月7日
アキ・カウリスマキの作品はある意味どれも同じでどれもおススメだが、一番愛おしいのはこれかも。見れば主人公はかなりのハンサムなんだけど、生きている価値がないほどにズタボロだ。反旗を翻してもただちにひどい返り討ちにあう。けれど、このままでは死ねない。すぐそこに、見捨てないで手を差し伸べてくれ […]