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南を目指す男の波乱万丈な旅を、アキ・カウリスマキ監督らしい淡々としたタッチで描く。失業したカスリネンは、自殺した父のキャデラックではるか南を目指す旅に出た。ところが途中で強盗に全財産を奪われ、日雇い仕事に出た帰りにイルメリという女性と知り合う。ある日彼は、金を奪った強盗と再会し捕まえようとするが、逆に警察に連行されそのまま投獄。イルメリの助けを借り、刑務所仲間のミッコネンと共に脱獄するのだが……。
1988年製作/73分/フィンランド
原題:Ariel
劇場公開日:1990年
タイトルも少年の表情もいいからこれは傑作では?とおもってみたがカウリスマキの中では平均以下か。少年はそんなに重要な役どころではなかった。しかしやっぱりオープニングからユーモア全開で、行動力全開なのだ。いきなり出会って「付き合おう」とか「結婚しよう」と言っても女は即「いいわ」になる。喧嘩も […]