観て良かった
4.0
ストーリー
4.0
演出・テンポ
3.5
映像
4.0
音楽
3.5
心に残る
4.0

「悲しみが乾くまで」いいタイトルだとおもいますが、原題はもっといいです。「Things We Lost in the Fire」

とても素晴らしい夫がいました。優しくて、経済的にも豊かで完璧でした。しかし彼には家族と同じくらい大事な親友がいました。夫は他人の諍いを止めようとして殺されました。夫を失った家族は葬儀に大事な友人を招きました。

その友人は心があり優しく素晴らしい人でしたが、救いがたきジャンキーの落ちこぼれでした。

家族は夫の喪失を埋めるように彼に依存していきますが、どこまでも深いジャンキーの落ちこぼれなのでした。

あざといくらいの演出が出来る監督さんです。目のカットとかなにげない描写が繊細なのです。

みんな感動できるとおもいます。

でも私はストーリーなんかよりもベニチオ・デル・トロの色気に惚れました。
公開当時はギリギリ30代かな、劇シブで色気のある男を演じ切っていました。才能というより本能、遺伝的素質だろう。

決してハンサムではないが、めちゃくちゃ色気があります。
どうしようもなくクズだけどいい奴だから友情は続いたんだろう。

ジャンキーは深刻です。僕のアル中も深刻なんだろうか・・・

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