私より年上の小太りの眼鏡のおばさんが主人公の決してヒットしない地味なドラマですが、なかなかです。等身大を描きます。
今は技術が進んじゃって全部デジタルでしょうが、映画というのはビデオではなくフィルムであり、切って貼っての編集が当たり前でした。パソコンはありません。ハサミと映写機しかありませんでした。今でさえ、フィルムの質感はビデオでは再現できないので、色々いじくりまわしてフィルムっぽくしてるのです。
地味な作品で、過大評価する必要もありません。時代のせいでもありません。主人公も昔の女性監督も、才能が足りないからヒットできなかっただけです。
けれど、ちっぽけでも信念をもってそれを貫くことはかけがえがないほどかっこいい事です。
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