私のために作られた映画かよというくらいドキドキしてしまいましたし、私が作りたい映画もこんな感じなんです。結局私が感じる生きづらさというのは、社会に適応できない、居場所がない、私らしく死ぬまで楽をして生きたいだけなんですと教わりました。その通りです。
社会に適応できないから、どうやって生きていけばいいのか、それだけは自分でよく考えました。そして今をなんとか生きていますが近い未来のことは全くわかりません。社会のなんたるかが未だにわかりません。
ほぼ、野良犬、野良猫、野生動物とおんなじ生き様なんですが、それで何が悪いのか。彼女は身勝手に生きて死んだが、若くてキュートなだけのホームレスです。だから関わった人にとっては決して悪い印象ではなかった。共感も同情もしません。でも彼女は社会に適応できないから、こういう生き方しか出来なかったのだろうし、その通りにちゃんと行動しているから立派だとはおもえる。出来れば一人だけでも心を許せるパートナーさえいればよかった。それが犬や猫であっても。
考えちゃいけないのか、放棄すべきなのか、でも社会に適応できない・・・
芸術点はゼロかもしれませんが、こんな作品作れるなんてすごいね。私が先に作りたかった。