ベトナム戦争を経て変わってしまった友情や人間関係を描いたものだが、とにかく前半の結婚式のシーンが長く、式の参加者にでもなったかのような長さ。そしてみんなめでたいからって暴走しすぎで、いくら仲良しだからって傍若無人すぎ、戦後に各々が暗い影を落とした姿の方が人間らしく大人びている。メリル・ストリープは健気で美人だがデニーロでもウォーケンでも実はどっちでもかっこいいからOKだし、デニーロはウォーケンに愛しているとは言ってもリンダ(メリル・ストリープ)の事は伝えないし、実際あったかどうかもわからないロシアン・ルーレットだけに頼りすぎだ。
現実アルアルだろうが、一人一人の人格に共感することは出来ない。
戦争アルアルを描いた人間模様であり、美化したり、感傷的になったりするような内容ではない。
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