アメリカの伝説的なインディーズ映画の監督が、久しぶりに作った、スタッフは映画学校の生徒、主演は監督の実子だそうだが、たぶん自分が10代の頃にみたら影響を受けただろう。共感するにはもはや年を食い過ぎた。どこかに「スタンド・バイ・ミー」を含んだアメリカ的なキッズロードムービーで色々なところに既視感があった。ちょっと気障でリアルが感じられなかった。しかし最後までみれたのは、やっぱり16ミリのザラついた映像は美しく、アメリカ映画なのにヴァン・モリソンの「Sweet Thing」が使われていたからだろう。
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