クチコミ: 男と女

アスガー・ファルハーディ節ここにありといった感じで監督の個性を象徴するような作品。男と女では問題に対する対処の方法が違い、正しくしようとすればするほど行き違う。女は男に冷めていく。法律も同様で問題は真実の追求ではなく、納得できる妥協点なんだとおもう。しかし男社会は真実の追求と裁きに固執しすぎて結果みんな不幸になってしまう。アスガー・ファルハーディというのは基本胸糞映画だが、思い当たるふしがあるので胸に刺さるし評価せざるをえないのだ。

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