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「アンダーグラウンド」のエミール・クストリッツァ監督が、ドナウ川沿岸に暮らすロマ一族の悲喜こもごもを生き生きと活写したコメディ。若者ザーレの恋を縦軸に、ザーレの父マトゥコと新興ヤクザが企てる列車強盗、ザーレの祖父ザーリェとマフィアの友情など、3世代の人々が織りなす物語を描く。騙しの天才を自称するマトゥコは、ロシアの密輸船から石油を買うが見事に騙されてしまう。金に困ったマトゥコだったが父ザーリェには見限られているため、起死回生の策として列車強盗を画策。新興ヤクザのダダンに協力を持ちかけるが……。1998年・第55回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。
1998年製作/130分/フランス・ドイツ・ユーゴスラビア合作
原題:Chat noir, chat blanc
配給:フランス映画社
劇場公開日:1999年8月21日
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「アンダーグラウンド」の巨匠だからといって、ここまでおバカのドタバタ劇だとついていけない。苦しい鑑賞でした。しかし何かあるはずと最後まで観ました。映画のどこにも、誰にも共感できない分、ネズミや豚、ガチョウや猫などの動物に親しめる愉快な作品です。